ねむりの森へ

あなたの寝息を聞きながら

僕はそっと眠りにつくのです

今日の一日が穏やかであったこと

あなたがそこにいてくれることに

安堵しながら 感謝しながら

明日も同じように陽が上り

穏やかな夕暮れが訪れるようにと

おまじないを一つ胸に唱え

夜に思いを馳せるのです

やがて忘れてしまいそうな

何気ない瞬間の一つ一つが

僕とあなたのお守りとなるのです